最近、このウェブサイトを私物化している担当サイゴです。というか、みんな山へ行っても記事を書いてくれないから…(泣)。
さて、昨年の9月に入会した私は、もっぱら体力増強が一番の課題。そこで、近所の蓼科山で、歩行訓練と歩荷訓練を兼ねて登ることにしました。
例会で計画書を提出し、問題は何も無いように思ったとき、キラっと鬼の目が光りました。 『あのさ、荷物は絶対に捨てられない物を持っていってね。』
…ヤバイ、見抜かれてる。水を大量に背負っていって、辛くなったら捨ててこようと考えていた私は、震えあがりました。
ということで、いつもの冬装備に加えて、使いもしない登攀具やロープ(しかも10.5mm×50m)などを詰め込む。
さらに共同装備分を想定して、仕事道具の鉛の重り(4kg)を加えて22kgにする。この重量で歩荷訓練なんていったら笑われるんだろうな。でも体力無いので、これで行くことにする。
女神湖側の七合目御泉水から登り始め、40分で天狗の露地を通過する。雪は適度に締まっていて歩きやすい。ちょうど一時間で将軍平に到着したので、ここで一本。蓼科山荘はまだ雪に埋まっていた。
いよいよ頂上への急坂に入り、キックステップでガシガシ登っていく。ここは10分ほどで越えて、将軍平から25分で頂上に到着。
山頂で会った軽装の夫婦に『縦走ですか?』と聞かれて『日帰りです』と答えたところ、私の70Lのザックを見ながら『はぁ…』と言って無言になっていた。
やはり山の選択を間違えたか。
これでは訓練にならないということで、北斜面でアイゼンを装着し、ひし形・十字に斜面を歩行練習することに。一時間ほど歩き回ったが、なんだか一人で寂しくなり下山することにした。
次回は8時間行動の計画にしようと反省した一日であった。
と言いつつ、山頂ではこの笑顔↓