《文=サイゴ》
新入会員のMさん、平日クライミング仲間の原田さん、サイゴの3人で、小川山に出かけました。
原田さんは“ニンジャ(5.14a)”の本気トライの日、私とMさんはマルチピッチの簡単なルートで練習の予定です。
アプローチには残雪があり、登山靴とスパッツが必要でした。ボルダラーは数人がいましたが、さすがにルートに取り付いている人は見かけません(当たり前)。
↑ (祝) ニンジャ 5.14a 第4登 !! 原田さんおめでとう!
快挙です。いやぁ〜、すごいですね〜。見ていて感動しましたよ。
↑ さて、我々二人が取り付いたのは、“大貧民ルート(3P/5.7)”。ニンジャに近いために選んだのですが、少々変わったルートです。
トポには何も書いてありませんが、ナチュプロは必須です。
3P目、バンドのトラバースから最上部テラスに上がるスラブは、恐ろしくランナウトするうえ岩茸がびっしり生えていてフリクションが利きません。5.7とは侮れないルートです。
そしてルート最上部のトンネル(写真)。『ここがルートか?』と偵察に行くMさん。チムニーを上がるようですが、我々の体の大きさでは通れませんでした。最後は立ち木を利用して反対側に懸垂下降しました。ロープは60m必要です。
↑ その後は左岸スラブへ移動して、お約束のスラブを登りました。ブランクがあったとは思えないほど、軽快な身のこなしで登っていたMさん。
↑ 対照的にビビリまくりの私は、トップロープで練習。スラブは超苦手ですが、足の使い方やバランスのとり方の練習になりますね。
次回はスラブの10aをリードできるように頑張ろう…。