浅間、八ヶ岳連峰のふもと

佐久アッセントクラブ

イメージ560*180

 阿弥陀岳北稜/八ヶ岳 2008/4/28

 メンバー:健(CL)、サイゴ

時刻場所所要時間
4:15佐久市発 
5:40美濃戸口 赤岳山荘着70分
6:00赤岳山荘発 
8:30行者小屋着150分
8:40行者小屋発10分
9:25ジャンクション・ピーク45分
9:50第一岩峰取付25分
10:10登攀開始20分
11:20阿弥陀岳山頂着70分
11:40阿弥陀岳山頂発20分
12:40行者小屋着60分
13:15行者小屋発35分大休止
14:45赤岳山荘着90分

ルート写真

 《文=サイゴ》
 八ヶ岳バリエーションルートの阿弥陀岳北稜(1級)へ行きました。
 このルートの旬は通常は3月頃までのようですが、今年は雪が多く、この時期でも安定して登れると判断しました。

JP直下

↑ 9:20 JPへの登りは中岳沢から右の斜面を上がるのが一般的のようですが、 私たちは2つの尾根の間の沢から入り、JPへほぼ真っ直ぐに登りました。左上には岩峰が見えます。

岩峰直下の潅木帯

↑ 9:45 JPの雪稜から潅木帯を進み岩峰へ。かなり登り応えのある斜面です。雪の状態によってはロープが必要です。

岩峰

 ↑ 9:50 岩峰に到着しました。ここから登攀です。岩峰の左側を巻いて雪稜から頂上へ登ることも可能です。

1ピッチ目

↑ 10:10 取付きには足元にハーケンが4つあり、ここでビレイヤーのアンカーをとります。
 正面よりやや左のクラックを登りますが、ホールドは大きいです。4m上にハンガーボルトがひとつありますが、私たちは中間にカムを(キャメ#1)きめました。
 クラックのあとは緩やかなフェースになりますが、少しランナウトしますので、注意が必要です。

2ピッチ目

↑ 10:40 50mロープをいっぱいまで伸ばして登ると、2ピッチ目の岩の取付きにハンガーボルト2つのアンカーがあります。
 こちらの岩は、1ピッチ目より難易度が下がります。途中に支点はありませんので、岩頭や潅木などを利用します。

ナイフリッジ

 ↑ 11:00 ナイフリッジの雪は融けていました。岩がもろいので崩さないように通過します。健っちは、なぜかこういう細い所がキライです。
 雪稜にでたらロープをしまい、100mほど斜面を進んで頂上です。最後にはちょっとした急登があり、不安な場合はロープを使ったほうがいいでしょう。

地蔵尾根

 ↑ 11:20 頂上をゲット。赤岳を背景に腕立て伏せのトレーニングをしている…訳ではないです。

下山

 ↑ 12:00 阿弥陀岳山頂から中岳のコルへ一般ルートを下ります。半分から下が急で、バックステップで降りました。

下山

 ↑ 12:25 行者小屋への最短ルートは中岳沢ですが、雪崩れることが多いです。
 弱層のハンドテストを行い、問題ないと判断して下りました。お互いに間隔をとりながら素早く通過します。

 山頂から1時間で行者小屋に到着。とても充実した気分で帰路に就きました。

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