鍋倉山(1,289m) バックカントリースキー

2012年4月12日

文=さいご

メンバー:さいご(CL)、ズケちゃん、オグりん

06:30(東部湯の丸インター)−08:00(温井集落)−08:40(出発)−12:10(山頂)−13:30(滑降開始)−15:40(温井集落)−18:00(東部湯の丸インター)

“ブナ巨木の谷”として知られる開田山脈・鍋倉山に行ってきました。
集まったのは、2007年の焼岳と同じ三人組。ズケちゃんは夏に“森太郎&森姫”を見に来たことがあるらしいが、あとの二人は初見のルート。

鍋倉山 長野 山岳会 佐久アッセントクラブ

↑前日から降り続いた雨は未明に止み、きれいな青空が広がりました!
 早くもオイシそうな斜面を発見。

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↑「ところで森太郎ってどこにあるんだろうね?」と口に出してみたが、誰ひとり知らないことが判明…。
 まあ、いいです。美しいブナの巨木に感激です。

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↑山頂への最後の急登。景色がサイコーです。
 シール登高に苦労していたオグりんが、にわかに元気になってきました。

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↑ズケちゃんも頑張ってます。

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↑山頂でカップラーメンをいただきながらマッタリします。
 ひとりドライブラックを持ってきた、けしからん奴が…。
 偶然にもお揃いのパンツのお二人さん。

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↑後ろの山脈はなんだろう? 火打とか。
 登っているときも、どこを滑ろうかってことしか考えてませんでした。

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↑ますは山頂直下のきれいな斜面から。フィルムクラストしていて予想外に板が走るので、ついついターンが大きくなる。

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↑あまりにも雪が好きで、寝そべっているオグりん。

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↑標高1,150mの地点で尾根に戻りたかったけど、ツリーランが気持ちよくて50mほど下へオーバーラン。
 ここに、登りで目をつけておいた急斜面があります。登る途中で150cmほどピットを掘ってテストしましたが、かなり安定していました。
 ただ、表面20cmの雪の結合がゆるくて、その下が硬い層になっているので、斜度がきついとスラフになって流れるかな、といったところ。

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↑オグりん。いいラインを滑ってます。

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↑ズケちゃん。爽快に滑ってます。途中では、妖怪板掴みに悩まされました。

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↑避難小屋まで降りてきても、まだ物足りない私とオグりんは、目の前の急斜面をハイクアップ。
 時間が15時近いこともあって、また板が走るようになりました。
 オープンバーンで気持ちよくターンを決めて、大満足でした。

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↑初見のワリには、いい斜面をつなげて滑れたと思います。
 尾根の南へ落とすラインとかあるようなので、また研究して来たいと思います。
 途中に登り返しを何回か入れると、より充実したルートになりそうです。
 滑りやすい雪質を考えると、早朝に登って午前中に滑り降りてくるのがベストなのかな。


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