小蓮華山・金山沢 バックカントリースキー

2012年4月27日

文=さいご

メンバー:さいご(CL)、こぬぱん、Fさん(伊那山仲間)

07:30(二股 車デポ)−07:50(栂池高原スキー場)−09:20(栂池自然園) −11:00(ドロップ地点)−12:00(滑降開始)−12:50(堰堤)−13:30(猿倉山荘)−15:30(二股)

白馬乗鞍周辺はよく滑りに行っているのですが、同じ栂池ベースでも、より滑走距離が長くとれる金山沢は行ってみたいルートでした。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑朝方まで雨が降っていたけど、この日の天気は回復すると予測。
 意気揚々と栂池自然園を出発したのですが、天気は悪くなる一方で、一時間ほど進んだところでガスに包まれてしまいました。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑ガスのために地形が把握しずらくなり『引き返そうかな』と思ったところ、急にガスが晴れてきて山容が見渡せました。
 地形が把握できたことで、ドロップポイントまでは行くことにします。
 ただ、相変わらずガスで稜線は見えないので、2301峰まで行く予定を変更して、2000mの台地から滑ることにしました。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑ようやく休憩。今日はいけそうなので、ほっとしました。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑ピットをほりほりして、積雪の状態を把握。ドロップポイントへ向かいます。
 この時期は全層雪崩に注意です。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑雪質は気持ちの良いザラメですが、所々に段差があり、注意しながら滑走します。
 Fさん、なかなかいい滑りです。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑すぐに傾斜は緩くなり、広い沢で爽快にターンを刻みます。
 こぬぱん、楽しそうに滑っています。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑珍しく写真を撮ってもらいました!
 暖かい日差しと極上ザラメ、まさに春スキーの醍醐味です。
 思わずヒャホウでました。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑高度を下げていくと、再び沢筋が狭くなってきます。
 クラックと横からの雪崩を意識しながら。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑Fさん。ここが滑りを楽しめる最後のパートになりました。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑下部に入るとデブリを高巻きながらの移動になります。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑白馬沢と合流。心配していた渡渉も問題なくクリアして安堵の笑顔がでます。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑猿倉山荘までは砂防工事専用道路を移動します。
 まったく滑らない雪なので、ひたすら歩きます。

金山沢 佐久アッセントクラブ

↑ある意味で今日の核心だった、二股までのアスファルトの歩き。
 ATブーツで踏破するつもりだった私とFさんは地獄をみました。
 猿倉山荘から1時間半は歩いた頃、通り掛かった外人さんのハイエースが乗せてくれることに!
 ゴツイ外人さんが天使に見えましたよ、ホント…。

金山沢 佐久アッセントクラブ

 アクセスの良いルートですが、天候が崩れたときのルートファインディングが難しいところだと感じました。
もう少し早い時期に、小蓮華の稜線から繋げて滑れたら、さらに充実したルートになりそうです。
アスファルト用の靴は持って行きましょう 笑。


HOME
copyright © 佐久アッセントクラブ SAKU Ascent Club