メンバー:さいご(CL)、タケルっち
なんだかんだで行く機会のなかった前穂・北尾根に、ようやく行ってきました。
パートナーは、最近、東京暮らしで山に飢えているタケルっち。
↑涸沢ヒュッテのテント村。上高地から四時間半で到着。
初日に五・六のコルまで上がる、という手もあるけど、満場一致で涸沢幕営に決まり。
↑五・六のコルに無くて、涸沢にある物。
それは生ビールと山女子!
山の景色を見ているようですが、隣の席の山女子に見とれています。
午後から雨が降りだし、翌日の天気も悪そう。
ってことで、昼から大宴会でした。
↑夜中まで降っていた雨は止み、快晴になりました!
↑V峰です。20分先に1パーティと、10分先にガイドパーティが。
↑私が初見なのでルーファイをやらせてもらいました。
前を行くガイドパーティから二回の落石。話に聞いていた通り、浮石だらけ。
↑IV峰が現れました。
ルートファインディングが核心ですが、それがこのルートの醍醐味ではないでしょうか。
↑これはV峰の下り。
↑印は一切ありませんが、岩の弱点を登っていくと迷うことはありません。
↑途中で2パーティ追い越して先頭になっていました。
↑III峰です。ここはロープを出してスタカットで登ります。
↑1P(IV) せっかくなので、IIIではなくてIVのクラックを選んで登りました。
2P(III) 50mいっぱいまで伸ばして、適当なピナクルでビレイ。
3P(I) 歩いて移動。
4P(III) やや右から巻いて、ハング気味のところを乗越してピークへ。
↑これはII峰です。ロープなしでもいけるけど、そのままスタカットで行きました。
↑後続パーティの姿もないので、II峰の下りは安全策で懸垂下降しました。
↑前穂高岳山頂に着きました。
特に厳しいところはなかったけど、最後が山頂に出るというのは充実感があります。
↑下山は雨雲に追われながら重太郎新道〜岳沢へ。
岳沢小屋に着いたところで雷雨に捕まりました。
いろいろと運良く、予定通りにこなせました。
付き合ってくれたタケルっちに感謝です。
次回は春に挑戦したいルートだな。