北穂高岳・滝谷 登攀

2013年9月9-11日

文=さいご

メンバー:さいご(C.L.)、舩杉(伊那山仲間)

9月9日(1日目)

06:30(上高地)−12:00(涸沢小屋)−15:10(北穂高岳)

3日間の日程で滝谷を登攀しました。
今回は『クラック尾根(IV+)』と『ドーム中央稜(V-)』の二本立てです。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 初日はのんびりと北穂へ向かいます。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 主稜線に出て、北穂高岳山頂まであとわずか。


9月10日(2日目)

05:40(北穂高岳)−7:30(クラック尾根取付き)−(クラック尾根)−12:10(北穂高岳)

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 北穂小屋から大キレットへ150mほど下って、少し谷へ逸れたところがB沢の入口です。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ ガレガレのB沢を下ります。落石や滑落の危険もあり垂壁の登攀より緊張しました。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ この先に崩落したバンドがあります。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ FIXロープを使い、取付きのテラスまで登り返す。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 1P 浮石が多く、落とさないよう注意する。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 2P ルート名の通りクラックを進む。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 日が当たらないので、稜線より風が冷たく感じる。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ このあたりからトポを無視することにしました。自分たちでルートを見い出しながら登ります。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 岩の弱点を探しながら何ピッチか進んでいくと、縦走路に飛び出しました。
 岩は少し脆かったけど、とにかく楽しめた壁でした。


9月11日(3日目)

04:30(北穂高岳)−5:45(ドーム中央稜取付き)−8:50(ドームの頭)−9:20(北穂テン場)−16:20(上高地)

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 今日はドームを登攀してから上高地へ下るので、急ぎ足です。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ T1からT2へ懸垂で降りる。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 1P (IV)

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 2P  眼下の尾根が美しい。次回は季節を遅くして尾根のルートをやってみよう。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ このルートもトポを見ていないので、自然だと思うラインを登ります。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ どこまでも登っていきたい、と思わせるほど楽しい壁でした。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ ドームの頭から縦走路へ戻る。名残惜しいけど、これから上高地への下りが待っている。

北穂高岳 滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜

↑ 今回は天候に恵まれて、すべて計画通りでした。

ちょっと遠いけど、滝谷は屏風岩より面白い。
いつか冬の滝谷を登攀するのが、ひそかな目標なのだ。


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