メンバー:さいご(C.L.)、舩杉(伊那山仲間)
3日間の日程で滝谷を登攀しました。
今回は『クラック尾根(IV+)』と『ドーム中央稜(V-)』の二本立てです。
↑ 初日はのんびりと北穂へ向かいます。
↑ 主稜線に出て、北穂高岳山頂まであとわずか。
↑ 北穂小屋から大キレットへ150mほど下って、少し谷へ逸れたところがB沢の入口です。
↑ ガレガレのB沢を下ります。落石や滑落の危険もあり垂壁の登攀より緊張しました。
↑ この先に崩落したバンドがあります。
↑ FIXロープを使い、取付きのテラスまで登り返す。
↑ 1P 浮石が多く、落とさないよう注意する。
↑ 2P ルート名の通りクラックを進む。
↑ 日が当たらないので、稜線より風が冷たく感じる。
↑ このあたりからトポを無視することにしました。自分たちでルートを見い出しながら登ります。
↑ 岩の弱点を探しながら何ピッチか進んでいくと、縦走路に飛び出しました。
岩は少し脆かったけど、とにかく楽しめた壁でした。
↑ 今日はドームを登攀してから上高地へ下るので、急ぎ足です。
↑ T1からT2へ懸垂で降りる。
↑ 1P (IV)
↑ 2P 眼下の尾根が美しい。次回は季節を遅くして尾根のルートをやってみよう。
↑ このルートもトポを見ていないので、自然だと思うラインを登ります。
↑ どこまでも登っていきたい、と思わせるほど楽しい壁でした。
↑ ドームの頭から縦走路へ戻る。名残惜しいけど、これから上高地への下りが待っている。
↑ 今回は天候に恵まれて、すべて計画通りでした。
ちょっと遠いけど、滝谷は屏風岩より面白い。
いつか冬の滝谷を登攀するのが、ひそかな目標なのだ。